手紙

ミヨコヘ

村上春樹の新作を読んでいる2023年5月11日に手紙を書いています。

「街とその不確かな壁」というタイトルのこの本は村上春樹の長編小説としては6年ぶりの新刊だそうです。

その本の中では壁に囲まれた不思議な街が出てきます。「それほど広い街じゃない。でもすべてを簡単に目にできるほど狭くもない」そうです。村上春樹ですね。また、「そこには川柳の繁った美しい中州があり、いくつかの小高い丘があり、単角を持つもの静かな獣たちがいたるところにいる。人々は古い共同住宅に住み、簡素だが不自由のない生活を送っている。獣たちは街に生えている木の葉と木の実を好んで食べるが、雪の積もる長い冬にはその多くが、寒さと飢えのために命を落とすことになる。」そうです。そんな壁に囲まれた街に主人公は強く入りたいと望みます。(続きは本を買って読んでみてください。)

私はこの街にあまり入りたいとは思いませんでした。それよりも新しい一軒家がいいし、長い冬は遠慮したいし、そもそも壁に囲まれてない方がいいです。

ミヨコはどんな街に住みたいですか。人混みで疲れてしまうミヨコは喧騒な都会より閑静な田舎が良いのでしょうか。山登りやキャンプが好きなミヨコは青々とした海の近くより、緑豊かな山の近くの方がいいのでしょうか。寒がりで年中羽毛布団で寝ているミヨコは寒冷な地域より、温暖な地域ほうが良いのでしょうか。

おじいちゃんおばあちゃんになるに、住みたい街に住んでみたいからという理由だけで移ってみるのもいいですね。ミヨコとならそんな自由な暮らしもきっと楽しいと思っています。(きっとミヨコは反対すると思いますが笑)