あとがき

ミヨコヘ

誕生日の翌日の2023年5月19日に手紙を書いています。

ミヨコがこれを読んでいる時は、もう誕生日をすぎて数日たったあとでしょうね。遠距離のためミヨコの誕生日を当日にお祝いできずすみません。それも今年が最後になると思っています。来年からは一緒にお祝いしようね。

さて、今日はあとがきを残そうと思います。今年はミヨコの誕生日にプロポーズをしようと決めていたため、いつもより早くからミヨコの誕生日を意識していました。ホテルなんて1月に予約したくらいです。ミヨコにも早くからこの日空けといてねと伝えていたので気づいていたかもしれませんが。

いつかミヨコと結婚したいとは思っていました。その中でこのタイミングにした理由は、ずっとミヨコには遠距離で寂しい思いをさせていると感じており、少しでも早く一緒に住めるようになりたいと思っていた事、社会人としてお金も少しは溜まった事、そして、何か特別な日にミヨコヘプロポーズしたいと思っていたことがあります。

そんなこんなで早くからミヨコヘのプロポーズを考えており、それにあわせて手紙を久しぶりに書こうと思っていました。ただ、普通に手紙を書いても面白くないな、変わり映えしないなと思い、この毎日手紙を書くという挑戦をしてみました。

深く考えずに思い立ったまま始めましたが、やってみると少し大変でした。毎日ブログを更新する、毎日YouTubeを投稿する、毎日継続して何かをするということの難しさを身をもって経験し、そんな人を心から尊敬します。私もミヨコに喜んでほしいという強い気持ちがなければ、途中で投げ出していたかもしれません。

また、毎日何を書こうか、これも大きな問題でした。今日の話題、身近にあった話題から話を始めるようにしていたのですが、仕事に行って帰って寝る。それだけの平日は大した話題もありませんし、そこからどうやって話を広げるかが中々思いつかず苦しんだ日もありました。それでも、やめたらきっと後悔するなと思い今日まで続けてきました。

いかがでしたでしょうか?途中で読むのをやめてしまいましたか。それとも物足りなかったですか。この手紙をミヨコが喜んでくれるかはわかりませんが、ただ1通の手紙を書く時には話さないような事もミヨコに伝えられたのではないかと思います。

何年後かに思い出して、あの時はこんなことしてたねと一緒に懐かしむ日が来る事を心待ちにしています。これからもたまに変な事をする私を側で見守ってくれたらと思います。

改めて、誕生日おめでとう。これからもよろしくお願いします。

シオミ

手紙

ミヨコヘ

ミヨコの誕生日の2023年5月18日に手紙を書いています。

まずは誕生日おめでとう。素敵な一年になる事を心より願っています。

今年のミヨコヘのプレゼントは迷いませんでしたし、聞くこともしませんでした。でも、ミヨコは私が何を用意しているのか、ある程度知っていると思います。

私はミヨコへのプレゼントを買いにブシュロンへ行きました。特にこだわりはありませんでしたが、あまりこの業界で安いというイメージが付いているところへでは買いたくないなと思っていました。値段なんて関係ありませんが、ミヨコにはできるだけ良いもの贈りたいと思っています。

いざ予約してお店に行ってみると意外とみんなカップルで来ており、店員さんにお一人ですかと聞かれてしまいました。驚いていたら緊張していると思われ、「大丈夫ですよ」とその後すごく気を使われました。きっと「なよなよ彼氏が人生で初めて男を見せる」みたいな感じに見えたんでしょうね。実際そうなのかもしれませんが。

とはいえ、普通はカップルで色んなお店を周り、じっくり吟味して満足のいくもの選ぶのですね。勉強不足でした。ただ私なりにではありますが、ミヨコのことを思い、選んだものになるので喜んでくれると嬉しいです。

また、事前に周囲にヒアリングもしてました。最近は普段使いもできるものが良いとか、ネックレスやブレスレットとして贈るとか、そもそも贈らずに旅行などにお金を使うなど様々な形があるようです。

そんな中私は一般的な(もしかすると古風な)ものにしました。リングにダイヤモンドが乗っかっているものです。理由は、私の中のイメージがトレンドを無視したこの形であり、それ以外のものはミヨコが喜んでくれるか自信がなかったからです。

したがってあまり、というか全然、普段使い向きではないです。普段使い"も"できるものもありましたが、全てが中途半端に見え(それを買う私までも中途半端に思え)、それを買うくらいならと思い、ムキムキのものを買いました。

買う時、店員さんにダイヤモンドの意味を教えていただきました。「輝くような美と金運に恵まれ、愛に満ちた家庭を築く」という意味を持つそうです。私は知りませんでした。そのような思いをもって作成頂いている素敵なリングなんだなと思いました。一方で、私もこれをミヨコに贈る思いがあります。それは、「ミヨコを幸せにする」ということです。ありきたりでシンプルですが、ただミヨコを幸せにしたいと思っています。私の感覚ですが、生活の中で幸せだなぁって感じながら生きている人はあまりいないかもしれません。それでも、後から振り返ってみて幸せだったなと感じられるくらいにはミヨコに幸せな時間を過ごしてほしいと思っています。

また、私の力だけではどうにもならないこともあると思います。それでも私は1番のミヨコの味方であり、問題の解決ではなく話を聞くだけでも、話を聞くのではなくただそばにいるだけでも、半分は難しくてもすこしだけでも困った事を共有し、分け合えたらと思っています。

そしてそれ以上に楽しい時間を、温かい時間を過ごしましょう。キャンプにも行きましょう、山にも登りましょう、ゲームもしましょう、一緒にお菓子を作ったり、一緒に美術館へ行ったり、美味しいご飯を食べたり、映画を見たり、旅行へ行ったり、たくさんの思い出をこれからもミヨコと一緒に作っていきたいです。

長くなりましたが、そんな思いをもってミヨコへのプレゼントを買いました。

そのプレゼントは婚約指輪になります。

ミヨコさん、あなたを愛しています。私と結婚してください。

 

シオミ

 

手紙

ミヨコヘ

ミヨコの誕生日を前日に控えた2023年5月17日に手紙を書いています。

明日でミヨコの誕生日を祝うのは5回目になります。

1回目は2019年5月18日です。覚えていますか?私は写真を遡り何とか思い出しました。GIVENCHYの小さな財布とカニの被り物を送りましたね。社会に出てより大人っぽい女性になってほしいと思い、GIVENCHYの黒の財布を贈ったことを覚えています。晩ご飯はお寿司だったようです。きっと、三ノ宮のお寿司を食べに行ったんですね。

2回目は2020年5月18日です。この時は写真すら残っておらず、何をあげたのか思い出すのに苦労しました。LINEを遡り何とか思い出しましたが、コロナ禍真っ只中だったのでお家でお祝いしたんですね。そして、プレゼントにはApple Watchを贈りました。当時は今よりApple Watchをつけている人が少なく、トレンドを取り入れ、新しいものを体験して、感動して、楽しんでほしいと思い、プレゼントした事を覚えています。

3回目は2021年5月18日です。この時は覚えています。私が就職して離れ離れになった時ですね。ミヨコがキャンプをしたいという事でテントとタープを贈りました。おかげでミヨコと新しい趣味ができて嬉しいです。

4回目は2022年5月18日です。この時は三ノ宮のホテルに泊まり、一風変わったレストランでお祝いをしましたね。子供達がミヨコにケーキを運んできてくれたことを覚えています。プレゼントはミヨコの希望でネックレスでした。そう、あの可愛いやつ。

5回目は2023年5月18日です。プレゼントは明日まで秘密です。こんなにもミヨコの誕生日を祝えるとは思ってませんでした。何度もミヨコを泣かせてしまいました。たくさん怒らせて不安にさせて、迷惑をかけたと思います。すみません。

それでも、私はミヨコと過ごせて、5回の誕生日を祝うことができて、幸せです。いつもありがとう。来年も一緒に祝えることを願ってます。

手紙

ミヨコヘ

2023年5月16日に手紙を書いています。

先日ミヨコと電話をして際に、ミヨコの先輩の話をしてくれましたね。ずっと付き合うかどうかの関係だったけれど、ついに告白されて無事に付き合う事になったこと。そして、その告白がキュンキュンだったこと。きっと彼女の人生に残る名言となったであろうこと。

そのキュンキュン告白フレーズの中に、「君を独り占めにしたい」という意味の言葉があったと思います。(正確に思い出せないのでニュアンスで許してください。)恥ずかしくてとてもミヨコに言えないけれど、きっと私もミヨコと付き合った時は、告白した彼と同じくらいミヨコを独り占めにしたかったと思います。

ある本にもそんなことが書かれていました。「圧倒的なまでの、焦点をひとつに絞って何かを焼き尽くすような強い感情」と。きっと告白をした彼はそんな強い感情に突き動かされ、心に残る言葉を伝えたのではないでしょうか。

しかし、このフレーズには前後の文があります。

「その当時の圧倒的なまでの、焦点をひとつに絞って何かを焼き尽くすような強い感情が身内に戻ってくることは、おそらくもう二度とあるまい(もし仮に戻ってきたとしても、今の私はもはやその熱量に耐えきれないだろう)。私が求めているのは彼女のすべてではない。彼女のすべてはおそらく、今手にしている小さな木箱には収まりきらないだろう。」

この本に書かれている通り、きっとそんな熱量をずっと持ち続ける事はできないし、今の私たちには耐えきれないのかもしれません。現に今の私はミヨコの全てを求め、独り占めしたいとは思ってません。それはきっと私たちの手にしている木箱には収まりきらないもので、自分をすり減らし、ミヨコを苦しめてしまうと思います。ただ、ミヨコの一部の時間を共有し、一緒にご飯を食べ、一緒にゲームをして、一緒に寝て、一緒に歳をとる。全てではないけれど、手にした木箱一杯にミヨコを求めています。

ミヨコもそうであってくれたら嬉しいですし、きっと先輩方もそうなっていくのかなと思いました。

 

 

手紙

髪を切りに行った2023年5月15日に手紙を書いています。

私は最寄駅から数駅行ったところにある美容室を利用しています。2席しかないこじんまりとしたところで、若いすらっとした男性の美容師さんにカットしていただいています。私はその美容師さんの技術も信頼していますが、人柄も好きで継続利用しています。

その美容師さんとは、一昨年くらいにお子さんが産まれて、日々大変なんだという話や、今年の7月に結婚式を挙げるんだが、人前で話す事を考えると今から憂鬱だなんて話しますし、私も彼女とは遠距離でGWに会いに帰って、一緒にキャンプしたんだという話や、一緒に住む事を考えているんだがいい場所はないかといった相談などをします。

また美容師さんの家庭は奥さんの立場が強いようで、機嫌を損ねないそうに日々気を使っているようです。一見、同情したくなる話かもしれませんが、直接話を聞くとそこには奥さんへの愛情が感じられます。気を使うエピソードばかり聞いていますが、それは奥さんのことを思って日々過ごしていることも含まれているだろうし、きっと奥さんとの素敵な話もたくさんあるんだろうなと思っています。

ミヨコは決して気の強いタイプではなく、一緒に住むことになっても私が日々ミヨコの機嫌を伺って過ごすことはあまりないと思います。

それでも、私はミヨコには自由に、思うがままに、過ごしてほしいと思っています。すぐ周りに気を遣ってしまうミヨコに、いろんな事を我慢してしまうミヨコに、優しさから時に自分を犠牲にしてしまうミヨコに、できるだけ気を使わず、我慢せず、自分を大切にできる生活を、少なくともそばにいる私だけでも与えてあげたいと思っています。

困ったら言ってねとか、なんでも頼ってねとか、あまり意味のないと言葉を並べても仕方ありませんが、少なくとも私はそういった思いであること、いつでもミヨコの味方だという事を知っておいてほしいです。

あなたの幸せを心から願っています。

手紙

ミヨコヘ

ミヨコに頼まれてちいかわグミを買った2023年5月13日に手紙を書いています。

ちいかわの可愛いイラストが描かれたカードが入っていて、それを目当てにみんな集めているんですね。メルカリにも沢山売られてました。今回買ったものは第三弾のようですが、私はミヨコに言われるまで存在を全く知りませんでした。

イラストというと私のやりたいことリストのひとつに、「絵を描く」があります。独創的な抽象画ではなく目の前の綺麗な光景を絵に表せるようになれたら良いなぁと思っています。

一時期、実際に毎日リンゴを描いて、絵が上手に描けるようになろうとした事があります。そのためにiPadまで買ったのに1週間も続きませんでしたね、、

私は思い立ったらすぐ行動するタイプで、旅行などここ行きたいとなると、あまり考えず決めてしまう所があります。その点ミヨコはよく考えるタイプで、私の意見をしっかり咀嚼して投げ返してくれますね。私が暴走するのを抑えてくれますし、そういった意味ではバランスが良いと言えるかもしれません。

この手紙を書くのだって、あまり考えずにミヨコが喜んでくれるかなと思い始めてみました。どうでしょうか。流石に多くてくどいですか。実のところ、私も毎日何を書こうかなと悩んでいます。

それでも、毎日ミヨコのことを考え、過去の思い出を振り返り、手紙にするのは、ミヨコが近くにいてくれるみたいで、あまり寂しさを感じないというメリットもあります。

昔は(私がまだ関西にいた頃は)誕生日やクリスマス、記念日などには手紙を交換しましたね。ミヨコはよく手紙を書くのが下手と書いていましたが、決してそんなことはなく、とても優しいミヨコらしい手紙でした。

クリスマスや誕生日、記念日に手紙を書く時、私は毎回泣きながら書いていた事を覚えています。悲しい涙ではなく、ミヨコへの感謝が溢れて涙として出て行っていたんだと思います。ミヨコはどうでしたか。ミヨコは泣き虫だからきっと同じ経験をしてると決めつけておきます。

この毎日の手紙を書いている時も、電車で涙を堪えながら書いている日もあります。振り返るとその度にミヨコへありがとうと伝えたくなります。

いつもありがとう。ミヨコに出会えて私は幸せ者です。

手紙

ミヨコへ

Switchにてゼルダの新作が発売された2023年5月12日に手紙を書いています。

今作は2017年にSwitchで発売された作品の続編と考えられており、前作が非常に好評だったので今作への期待も高く、今年の目玉作品の一つとなっています。

私がミヨコと知り合ってから一緒に始めたものは、山登りやキャンプ、劇団四季鑑賞など沢山ありますが、Switchはミヨコが私の影響で始めた唯一のものではないでしょうか。(それだけ私の趣味が少ないのですが、、)

Switchではスプラトゥーンを主にやりましたね。といっても、私が主にスプラトゥーンをやっているのでそれに付き合ってくれているのが実態ですね。

最近はミヨコのスプラ熱も冷め切ったのか、あるいは私と一緒にやるのが楽しくないのか、あまり一緒にやってくれなくて寂しいです。また、私自身の仕事が忙しくなり、ミヨコと電話する機会が減ったのもひとつの原因ですね。

遠距離になってからは基本的に毎週電話していますね。あまり電話が得意ではなく、というか自分のことを話すのが得意ではなく(得意とかそもそもあるのか怪しいですが)、主にミヨコがそれまでにあった出来事を話してくれて、私は聞き役に回ることが多いですね。反省してます。ミヨコに会いに行った週末の帰り道も、もっと話す事があったのではないかと後悔する時もしばしばあります。

私は幼少期から家の中でその日の出来事や雑談などをあまり話す子供ではありませんでした。ご飯の時も会話をするよりテレビを見ながら食べる、家族が揃っている場でもあまり自分から何か話題を出すことはせず、親の話を聞いたり何か聞かれたら答えるような子供だった気がします。(私の親は私の友達の名前を誰も覚えていないんじゃないかと思います。)その結果、今もあまり自分の身にあった出来事などを話さないのかもしれません。

でも、それは話したくないとかそういったことは一切なく、家族といる時と同じくらいリラックスしているということです。

だからと言って、ミヨコばかりが話す関係はもちろんおかしいと思いますし、ミヨコがもっと話をしてほしいと思っているのも知ってます。ごめんない。もっと自分の話をするようにします。はじめは難しいかもしれませんので、色々質問してくれると嬉しいです。

今日の出来事は、、

ゼルダの新作が発売されたので、買おうか迷ってます。私が買ったら一緒に遊んでくれますか?